のんべんだらりとした日々のことをつらつらと
同人的発言多数のため要注意。
「LOVE」のBlu-ray。
良かったのは、しょーさんとO野さんのソロ。
後は数えるほどのおふざけと、アクセントダンス。
前編通して良く踊ってるなあ、という印象でした。
ただ動体視力を試してるのかと思えるほどの切り替えの多さで、まともにダンスは見れませんが。
ダンス曲のときはきっちりダンスを映してほしい、とあれほどレビューや各所で言われているにもかかわらず、まったくマーケティングをしてないのかと思えるほど改善されてない。
むしろP◯pc◯rnやフェス13が「改善された?」と思えるほど出来が良かったので、余計にがっかり感が強い。
また、あーばさん自身のドラマタイアップ曲なのに途中で退場させたり、にのを毎回奈落へ落として記念撮影したり、しょーさんとO野さんはソロがショートバージョンだったり。
そのくせ、自身のソロはきっちりメインステージで特効まで使ってフルでやり、終わった直後にまだステージに居座ってアクセントダンスの始まり。MCでFUNKYダンスの説明をしたにもかかわらず、一番盛り上がるその直後になぜか自身のソロ。説明があったんだから、次がFUNKYだと思うのが普通。
このセットリストの並びを考えてどこで泣けたのか、コン隊長に一度問いただしてみたい。
今回のしやがれで、「このメンバーで良かったと思うか」の質問に、誰よりも早く「良かったよ」と答えたコン隊長。
こっちとしてはあのライブを見た直後だから「そりゃあ、あなたはそうでしょうね」と思わずにいられなかった。
もはや「5人でアラシ」は一種呪縛のように思えてくる。
映像で見てさえ分かる、見切れ席の多さ。
あの大きなセットが先だったのか、360度の客席の発案が先だったのかわからないけれど、そこが見切れ席になることくらい、演出中に分かりそうなものなのに、まったく改善せずにそのまま本番なんて。
客席に座ってやたらと口を出していたというコン隊長には、何が見えていたのでしょうか。
自分のやりたいことや思い付きを口にするだけの演出なんていらない。
全部プロに任せて、一切彼が口を出さないライブを見てみたい。
少なくとも、今回のライブのように、見切れ席が多すぎるということにはならないはず。
そして映像のスタッフも。
ファンが観たいと思うところをコマ切れにしてサブリミナルのようにしてしまったり、やたらと一人だけアップが挿入されるなどの偏った編集は、それぞれのメンバーに多くのファンがいるってことを、作り手が全く考えてない結果だと思う。
私たちはファンであるけれども、言い方を変えれば『消費者』。出された物をただ褒めて受け取るだけを繰り返した結果が、今の状態なのかもしれない。
以前、テクノポップグループのメンバーが話していた海外のファンのこと。「海外はシビアで、ライブで自分たちの嫌いな曲が流れると、一斉にブーイングが起こる。だから、急遽曲を変えたりした」。
日本のファンは優しいんだな、と思った。だから足元を見られるのかも。
アラシと名がつけば、何でも買うと思っているような現状の商品には、そろそろファンも限界がきていると、提供側が気付かないと何も変わらない。