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縁側でお茶をすすりながらのような、
のんべんだらりとした日々のことをつらつらと
同人的発言多数のため要注意。
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大浮世絵展を観に行ったんですが、生で見る浮世絵は迫力でした。

特に、北斎の弘法大師の絵は、壁一面くらいに大きくて、絵師もさることながら、これを彫った彫師がいて、更に摺師が摺ったわけで・・・。当時の人たちの技術に圧倒されました。
しかも版画。
いわゆる錦絵と呼ばれる多色刷りは、色ごとに版を作って、色ごとに摺るという作業があるわけです。一枚の錦絵ができるまでの工程を思うと、いったいどれだけかかったのかと思ってしまう・・・。
絵師たちの才能は今更語るまでもないことですけども、その原画をもとに版を作った彫師がまた素晴らしいと思うのです。
実際に見ると、大首絵の人物のその鼻を表す線の細さや、髪の生え際の櫛のような繊細さはいったいどうやって彫ったのかとつい見入ってしまいます。
写楽が現れる前の、主に当時の生活や風俗を描いた作品と、江戸後期から明治初期の国芳のような、物語の一部を描いた作品が好きです。
でもやっぱり写楽は特別な感じがしました。割と似た顔の描写が多い中で、非常に個性を描き出していて、北斎もそうですけどもものすごく対象を良く見ていたんだろうなあ、と思いました。

展示数も多くて、全部見て回るのに2時間半。
堪能しました。(≧▽≦)



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本と音楽と映画をこよなく愛する、妄想がデフォルトとなりつつあるダメ人間。
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